仙台

46番目の密室 (講談社ノベルス)

P78 「うちの坊やで宮城県の仙台を打とうとしたら、何より先に鹿児島県の川内が出る。あれを作った奴は間違いなく鹿児島県人だと思いますよ」 …同感

江戸人のこころ (角川選書)

江戸時代の手紙を取り上げながら、そのこころ読み解くというもので、大奥に仕えた女中の文から、赤穂浪士のものまで幅広く取り上げる。 仙台関係では、伊達政宗からローマ法皇に宛てた手紙、仙台萩の高尾の手紙が題材に。特に伊達政宗からの書状は、確かその…

富士山頂 (文春文庫)

最後に何故か仙台。東京オリンピック前の頃なら左遷であることが明確な土地なのかもしれません

なみだ学習塾をよろしく!―サイコセラピスト探偵 波田煌子 (ノン・ノベル)

鯨統一郎のなみだシリーズ最新刊を読む。仙台に新宿前なんて地名があったかしら?仙台にある「新宿前」は、ネットで探したところ「宮城野区岩切字新宿前」だそうだ。バスを使用してもなかなか行くことができないところじゃないか。。。

パール判事―東京裁判批判と絶対平和主義

P273:パールは11月1日、2日に山形・仙台を訪問し、その後インドへと帰国した。 相馬家への訪問、特に「あなたはインドの母です。」という引用までして、黒光のことを書いているので、仙台での動きが書いていると良かったのに…

どたん場で大逆転―ミステリー傑作選〈35〉 (講談社文庫)

P270:今は仙台に住んでいて、長距離トラックの運転手をやっているということだった。 犯行の舞台をS県U市O市等としているにも拘わらず、証人は東京都北区赤羽とか仙台等の実在する地名とする感覚がわからない。

なぜかいい町 一泊旅行 (光文社新書)★★

「なぜかいい町」に仙台が選ばれているのではなくて、登米町の位置を示すのに使用している。 P71:「地図でいうと仙台の北東にあたる。」 この本の中でこれまでに行ったことがあるのは、津和野と登米だけ。とはいえ、その登米も行ってずいぶんになるなぁ。

退職刑事〈2〉 (創元推理文庫)★★★

浴槽の花嫁(P151) 初出は、昭和50年の問題小説。ということで、現在との違いが結構あって面白い。 殺される花嫁は仙台出身だが、東京で暮らしていたことがあるという設定になっている。ここまでは現代でも起こりうる話だが、時代を感じるのは東京まで飛行…

間宮兄弟

仙台のビール工場に出張に行く兄。 でも、なんとなく、仙台ではない様子。と思ったら、やはりロケ地は仙台ではないみたい。 ビジネスホテルの壁の七夕の版画とか、お土産の笹かまぼことか、仙台らしさは一杯。 ビール工場ということなら、キリンの工場が港に…

072:考え直そう、地震防災 (岩波ブックレット (No.485))★★

ところどころ主語と述語の合わない部分があって、もう少し編集してから出してもよいのにと思った。 仙台についての記述は、「近代都市の脆弱化−宮城県沖地震の教訓」のなかにこんもりと出ている。 1936年と1978年に起きたほぼ同一地域・規模の地震を比較し、…

069:「ニート」って言うな! (光文社新書)★★

仙台番外編というか。 P265 今回資料に「朝日新聞」を用いた理由としては、宮城県図書館で同紙のデータベースが無料で利用可能であり、それゆえ私がもっとも安価で利用できる全国紙のデータベースであったからということで、お許しいただきたい。 こう書く著…

066:冠婚葬祭のひみつ (岩波新書)★★★

P149:ちなみに昔の大型の鯉のぼりがどこで余生をすごしているかというと、全国の河原に大集合してイベントに活用されているのである。・・・・見た目だけでいうと、仙台や平塚の七夕祭りに近いかもしれない。 平塚と並列か。。などと仙台人としては思ったり…

047:ブラジル蝶の謎 (講談社文庫)★★★

P158 仙台のケアつき老人ホーム 「岩手県北上高地の奥深い辺境の地」の住人が仙台のホームに憧れるという文脈で仙台が出てくる。本筋にはあまり関係がないが、盛岡ではなく、仙台なのかという感じがした。ま、関西の人からするとそういうものなのかもしれな…

030:佐藤君と柴田君 (新潮文庫)★★★

今となっては廃刊している雑誌が初出だったりしているのに、なにげに時代を感じる。柴田さんの担当の部分で、つぶあんとこしあん、黒蜜と白蜜が選べる甘味処が仙台にあり、これはいい。という部分がある。甘味処というと、普通そこにしか行かないもので、こ…

015:臨場★★★

終身検視官の異名を持つ倉石義男の登場する連作短編ミステリ。 本格ミステリ大賞の候補作品の一つに選ばれた際に、その選考委員の一人が、「私は本格ミステリしか読まない。この臨場は、本格ミステリではないから読まないが、そうすると、すべての候補作品を…

013:庖丁人轟桃次郎 (ハヤカワ・ミステリワールド)★★★

ロアルドダール風の味をねらったのかもしれないが、はずした感じ。鯨さんにしては、暴力的な描写も多かった。 主人公の桃さんが、函館→仙台と流れて、現在の店に落ち着いたことになっているが、あまり仙台の描写が出てこない。わずかに、次の部分で示すのみ…

009:ニッポン駅弁大全★★

章の分け方として、普通弁当、特殊弁当、限定&珍弁、空弁というのは、バランスが悪いのではないかと思う。暇つぶしに読むのにいいし、これから10年とか20年経過したときに、2005年にはこういう駅、そして駅弁があったのね、と感じるのにも良いと思う。 ちな…

スティームタイガーの死走 (角川文庫)

P22 「あ、この日、ミナミナは学会の発表で仙台に行く予定よ。」・・・仙台=学会のイメージなのかしら。。

杜の都殺人事件 (角川文庫)

S62刊行なので、政令指定都市に移行する前の仙台の様子が描かれる。そのため、区名がないのが今から見ると新鮮。 −P6 仙台市の観光業者に対する指導は徹底していて、押し売り、勧誘のたぐいは、ごく軽微なものであっても禁じられている。(p6) などからは、…

アフリカ「発見」―日本におけるアフリカ像の変遷 (世界歴史選書)

p43 1611(慶長16年)、ヌエバ・エスパニア(メキシコ)総督の使節、セバスチァン・ビスカイノ(Sebatian Vizcaino(1551頃−1615)は、沿岸測量や交易の許可、オランダ人貿易の禁止を求めて来日した。使節らが江戸城や駿府城に向う時には、30人近い従者が、国…

金田一耕助の新たな挑戦 (カドカワノベルズ)

萩狂乱(P141〜174)H8 主人公である香川キクは新聞記者という設定。彼女の勤めている「河北SS」というのが、「かほくしんぽう」をさしているのは明らか。(振り仮名では「かわきた」となっているが。。。) 149ページで「じゃ、君、仙台から来たの?」とい…