030:佐藤君と柴田君 (新潮文庫)★★★

今となっては廃刊している雑誌が初出だったりしているのに、なにげに時代を感じる。柴田さんの担当の部分で、つぶあんこしあん、黒蜜と白蜜が選べる甘味処が仙台にあり、これはいい。という部分がある。甘味処というと、普通そこにしか行かないもので、これらを選べるということが、そんなに珍しいことなのか、とそのことに反応してしまう。

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が、仙台にある某人気甘味喫茶では、つぶあんこしあんを選ぶことができる。しかも、黒蜜と白蜜を選ぶこともできる。初めて行ったときは夢かと思った。