072:考え直そう、地震防災 (岩波ブックレット (No.485))★★

 ところどころ主語と述語の合わない部分があって、もう少し編集してから出してもよいのにと思った。
 仙台についての記述は、「近代都市の脆弱化−宮城県沖地震の教訓」のなかにこんもりと出ている。
 1936年と1978年に起きたほぼ同一地域・規模の地震を比較し、後者の被害が大きかったのは、高度経済成長のもと、都市への人口集中がおこり、その結果軟弱な地盤であっても宅地開発が行われたことが大きい原因であるとする。