009:ニッポン駅弁大全★★

 章の分け方として、普通弁当、特殊弁当、限定&珍弁、空弁というのは、バランスが悪いのではないかと思う。暇つぶしに読むのにいいし、これから10年とか20年経過したときに、2005年にはこういう駅、そして駅弁があったのね、と感じるのにも良いと思う。
 ちなみに仙台駅の駅弁として紹介されているのは、次の12点。そのうち、宮城県の駅弁として紹介されているのは、各驛停車。

  1. あったか〜いうにほたて釜めし  ひじきご飯の上にウニと甘辛く煮たほたてがのっており、1200円。加熱式なので暖かく食べられるみたいであるが、1200円という価格でひじきご飯というのがなぁ。。
  2. あなごめし 肉厚な牡鹿町産あなごを使用。7月から12月に発売でお値段は1000円。紹介されている中で、めずらしく食べたことがある駅弁。肉厚かといわれるとそんな気もするが、何かと比較せずに肉厚と感じるほどには厚くないような。そんなことより、2005年発売であっても、時代を感じるのは、「牡鹿町産」との記載。今では、石巻市になってしまったものね。
  3. 阿武隈川はらこめし サケの切身にイクラ・・・サケの親子を味わう。1050円。後で出てくる「鮭いくら丼」との違いがあまり定かではありませんが、「阿武隈川」と名を付すことにより、何か意味があるのでしょう。
  4. 一念ホッキめし 肉厚のホッキガイと宮城県産ひとめぼれ。10〜3月販売。1000円。これ、いいですね。仙台駅で見た中で、一番たべたい気を起こさせたものです。特段ホッキガイが好きでもないのにねぇ。一念発起というのが、そそられます。
  5. 各驛停車 笹かまぼこなど仙台ならではの食材が集合。要予約。900円 これも食べたことがあります。すごくバランスの取れた駅弁で、デザートのゴマすり団子にいたるまで、どれもおいしくいただける駅弁。
  6. 鮭いくら丼 自家製ダレに漬け込んだイクラとギンザケの切身。1000円。仙台駅でよくみかけるはらこ飯の一つ。
  7. 炭火焼き牛たん弁当 炭火で丹念に焼き上げ香ばしい塩味もきいた牛タンと、麦ご飯というゴールデンコンビ。これも食べたことがあるが、ひもをひっぱり、熱々で食べられることが魅力。
  8. 独眼流 政宗弁当 クルミいりおこわ、仙台味噌の焼きおむすび、赤シソ巻きのおむすびが入って、ボリューム満点。これも、恐らく食べたことがあるが、確かにお腹のすいたときには炭水化物がたっぷりでよい。
  9. 三陸松島かきめし 松島・志津川湾近海の牡蠣がたっぷり。10〜3月販売。1000円。牡蠣は好き嫌いが激しそうな食材だが、どんな味付けなのかしら。
  10. みやぎ黄金街道 イクラ、ウニ、ヤリイカなど宮城の海の幸が盛りだくさん。これも食べてみたいんだよねぇ。
  11. みやぎさらさら気分 銀ザケなどみやぎの素材にこだわっている幕の内弁当。1200円とのことだが、ネーミングの「さらさら」の意味が不明。食べてみるしか分からないか。
  12. わかどり弁当 鳥の照り焼きとから揚げをトッピング。600円という値段は、仙台駅で売られている駅弁の中ではかなり安価なほう。