2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧
俳句の方法/ISBN:4047032565/ 「魚」と評している人は、誰なんだろう。 前回も気になったけども。
前書きだけ読んでちょっと合わないような気がして、読み止しの本。ひらがなの使い方が独特の感性なんだな。評者が言うように、「時には詩的ともいえる文体で自らを『語る』」ので、ぴったりはまればよいのだろうが。 でも嫌いではないので、またトライしてみ…
米原万里の訃報を聞く。 「身体の零度」が出版されてからしばらくして、彼女が週刊文春でほめていたのを読んだ。面白いと感じていることがストレートに伝わってきて、やっぱり読もうかな。と思ったことを思い出す。 「チェーホフ」については、毎日の沼野の…
さすがに自社の連載小説だもの、書評を掲載するのもはやいね。
「NEVER LET ME GO」 が 「わたしを離さないで」 となり、 「LET ME GO」 が、 「黙って行かせて」 となるのね。 後者は面白かったけど、前者はどうなのかな。すくなくとも、この日経の書評は、私に読む気を起こさせない。
つい最近まで読売の書評委員を務めていた池内による評。 評者は、英語圏から次々に邦訳される「イスラム論」の大多数は、不思議なことに実際にイスラム思想やイスラム主義運動を研究したものではなく、これらの書物の関心事は、「どのようにイスラムを論じる…