新装版 怒る富士 (下) (文春文庫)

上巻を読み終えた時点で12時を過ぎていたのに、一気読み。
宝永の富士の大噴火を発端に置き、その後の復興にかけた人たちの歩みを描く時代小説。伊奈忠順という主人公だけではなく、おこと、おつるという二人の女性や、最後まで存在感を持つ柳沢吉保などいずれの人物も魅力的。
先に国立科学館で見た宝永の大噴火のことがわかり○