フェルメール《牛乳を注ぐ女》とオランダ風俗画展@新国立美術館

一番の目玉であるフェルメールの「牛乳を注ぐ女」より、天邪鬼な私には、最初に展示されていた「猫の朝食」のほうが好みだったりする。。。
風俗画というものは、細部まで描かれているので当時の状況がわかり面白い。にんじんは、現代の日本で食されているものよりも白く、かぼちゃは大きい。そういう発見を見つけ、語りながら行くので時間がかなりかかってしまった。
近くで展示を見てた方も、
「この前の絵のスカートの流行はふわっとしてたけれど、次の絵はそうでもないね。」
などという感想を口々に言い合いながら、絵を楽しんでいた様子。

猫がえさを与えられている様子の絵がいくつかあって、日本の絵でそういうものは少ないため、興味をひいた。