罪と罰〈下〉 (岩波文庫)★★★★★

3巻とも読了。いつも、ラスコーリニコフが老婆を殺害するところまでしか読めなかったのに。。
今回はじめて全部を読むことができ、妹とか友人とかの存在感の大きさにびっくりしたところ。
ただ、「最後のエピローグを読むと涙する。」と誰かのエッセイに書かれていたが、それほどには最後に感動しなかった。これは事前の情報が過多なことによるものか。それとも感受性が乏しいことによるものか。
まぁ、これで、「謎解き罪と罰」を読むことができそうで、実はそのことのほうが楽しみだったりする。