2005-12-14 殺人展示室 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)★★★★ 本 読了 思わず一気に読んでしまった。 夜9時から読み始め、終わったのは翌日の1時30ごろ。 最終ページの手紙には参った。。。
2005-12-14 時代劇ここにあり/池内紀 川本三郎の著書に対する書評。最近気がついたのだが、書評委員である人が本を出すと、書評されることって多いような気がする。たとえば、三浦雅士や、丸谷才一の近作もそれぞれ、書評欄に掲載されていた気がする。とはいえ、毎日だけではなく、他の新聞でも取り上げられていたかも? それとも、書評委員であるような方は、著書を出版することが多いため、取り上げられるのが多いのか。
2005-12-14 比較の亡霊/ISBN:4861820375/三浦雅士 ◇植民地が生んだ国家という想像物 気になる言い回しが多いが、今週の毎日の書評の中では一番読みたさをそそる。 特に、新聞だと2段目にくる下記の部分が良い。 「ナショナリズムは植民地政策によってしか成立しない。近代に限らない。ギリシャはペルシャに、ローマはギリシャに、そしてヨーロッパはローマによって国民意識を形成したのだ。」 朝日にかつて掲載されていた「イスラーム世界の創造 (東洋叢書)」に対する書評(誰が書いたか忘れたけど)を思い出した。 逆に気になったのは、次の箇所。 「名著である。」 「目からウロコが落ちた気分になる。」 「日本人必読と言いたい。」