2006-08-01から1ヶ月間の記事一覧
あとがきにあるように、どうでもよい本
わりと表面的な感じ。古今集と、新古今との違いとか、伊勢物語のあたりは面白いが。
なぜか、法月さんの解説本が続く。 本作品集は、アメリカのラジオドラマの作品から編まれているとある。つい先日まで、ミステリチャンネルでテレビのエラリイクィーンの事件簿が放映されていたので同じものがあるかと思ったが、なかった。
「80年代半ばの東大駒場キャンパスが、チェスタトン「木曜の男」さながらの謎と啓示に満ちたカルトな異空間へ変容する本書」と法月綸太郎が後ろ表紙に書いていたので、かなり期待して読んだが、私的にはかなり不発。 とはいえ、本書を読み終えてから後ろ表紙…
私は現在上司ではない。が、かつて確実にいたはずの「現場」からは違う地点に立っているということを自覚して物事に当たらねばと思わせた本。